どうも、こんにちはたくです。
今回は自分の好きなものについて話したいと思います。
前回、中学時代のことを書きました。
中学時代は友達もおらず、席からもずっと動かず、アニメに没頭していました。
学校から帰れば寝るか、図書館に行ってアニメ雑誌を読み漁っていました。
その時はマクロス7がすごい好きで、アニメ雑誌を読み漁っていたところ秋の新番組としてエヴァが始まることを知りました。
Newtypeには20世紀最後の超大作が始まるとのキャッチコピーもついていました。
僕も期待していて、VHSに録画することを決めた当時の自分を褒めたいと思います。
ただ録画してはいたものの、他の視聴者もそうだったと思うのですが、面白いとその時は思えず、8話あたりで視聴を切ってしまったのです…
ただアニメ雑誌では継続して特集が組まれていて徐々に盛り上がってきているのは感じていました。
何よりもう一度見ようと思ったのはシンジくんも暗くて友達がいなかったから。
その時僕はとにかく自分とマンガなど同じ境遇の人に自分を重ねていたし、重ねられる人を探していたと思います。
当時僕は13歳でシンジくんとほぼ同じ。
ゲンドウとシンジの関係。
友達を作れない。
ヤマアラシのジレンマ。
誰とも話さない綾波レイ。
カヲルを好きになってしまう。
碇シンジは自分そのもの。そう思ってました。
僕がTV版で一番好きなのは3,4話。この話だけはいつ見ても泣いてしまいます…
15話くらいから視聴を再開し、今現在に至るまでどっぷりはまっています。
中学生ながらVHSやサントラ、関連書籍、トレカが発売されれば全部買っていたし、アニメ雑誌は全誌買って読んでたと思います。
どこにそんな資金があったかというと、僕の家はお小遣い制ではなくテストで90点以上とれば千円みたいなシステムだったので、そこで貯めた資金とお年玉でやりくりしてたと思います。
池袋で庵野さんのトークイベントがあれば中学ながら一人で池袋まで行って参加したし(僕の家から池袋は中学生にとっては長旅)、劇場版の特典付き前売り券を買うために並んだりもしました。
ネットがない中でも盛り上がりは感じていたし、話の面白さはもちろん子供ながらに庵野さんの圧倒的なデザインセンスと編集センスのカッコよさに引き込まれてたと思います。エヴァをやっていた当時今の自分より歳下というのが信じられません…
TV版が終わったのが中一の3月、初回の劇場版公開が中二の3月、完結編が中三の7月公開と中学時代はほぼエヴァにはまってたと思います。
美術の授業で絵本を作るというのがあれば、エヴァをパクってましたし、文集もエヴァをパクってました。
後半の話の内容もあって学校ではずっと自分のことを考えてた気がします。
当時のアニメ雑誌での視聴者の感想は「自分も共感できるところが多い」というコメントが多かったと思います。
今思うと当時の同年代がみんな何かしら悩んでいて惹かれるものがあったのだと思います。
当時を知る人間としては間違いなく社会現象になってたと思います。
エヴァは間違いなく人生で一番影響を受けています。
そんなエヴァも21年3月に完結。
エヴァは自分にとって一生忘れられない作品です。
劇中のラストのように前向きに生きていきたいですね。
好きなものについて -エヴァのこと-
