こんにちは、たくです。
実は昨年女子SPA!さんに取材されたのですが、今回はその時の話をしたいと思います。
女子SPAさんに掲載
そもそものきっかけはYahoo!ニュースでこの記事を読んだことでした。
この記事はストレートの方向けの記事ですが、この部分にとても共感したんですよね。
本心では自由気ままな生活を手放しなくない。でも世間体や周りがどんどん結婚する焦りから婚活を頑張っているように見せなければならない。
これに共感したと言ってしまうと、本心がそうなら結婚なんてしなくていいんじゃない?と言われてしまうのはごもっともなのですが、、
独りの方が自由気ままでいいなと思うことがある反面、今後の人生を考えるとずっと独りは悲しすぎるし、賃貸が借りられなくなる、孤独死、世間体のことなどやはり考えてしまうという気持ちが同居している感じです。
この記事の登場人物にはとても共感できたのは本当だし、直感的にこのライターさんに記事の感想を送ってみたんです。

そしたら、なんとライターさんから返信が来て、インタビューさせてほしいという話になったんですよね。
インタビューはZOOMで行ったんですが、ライターさんも気さくな方でとても話しやすかったです。
ストレートの方からしたら意味不明なこちらの話も丁寧に聞いてくれました。

実際の記事はこちら
記事読んでくださった方はわかると思いますが、言っていることは普段発信していることと同じです。
ただ僕としてはメディアの拡散力で世間の人にももっと知ってほしいという気持ちがあったんですよね。
恋愛感情の無い結婚が別にLGBTだけの問題でもないと思うし、恋愛に疲れてしまった、男性不信、女性不信になってしまったという方へも選択肢の一つとしてあってもいいのかなと思ったんです。
僕が一番驚いたのがこの記事がYahoo!ニュースにも転載されたことで、ヤフコメがついたこと。
コメント数からすると、Yahoo!ニュースの中でそこまで読まれている記事ではないようですが、ヤフコメによって世間の意見が知れたのはよかったです。
本当はこのヤフコメに対して、コメント返ししたかったんですが、もう記事が消えていました…
集英社オンラインさんに掲載
前回の女子SPA!さんの記事がきっかけで今度はまた同じライターさんから集英社オンラインさんでも同じテーマで記事にしたいということで、連絡をもらいました。前回の記事がこうやって次に繋がって僕もとてもうれしかったですね。
今回もZOOMインタビューを行い、ライターさんが記事にしてくれました。

記事はこちら
そして今回もYahoo!ニュースに転載され、ヤフコメが付いています。(リンク切れです)
コメント返し
今回は消えないうちにスクショしたので主なコメントにコメント返ししたいと思います。

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「恋はなくても、愛や情はありそう」
それがあることが大事ですよね。友情結婚でスピード離婚される方はそこがない中で結婚したからなのだと思います。でも、最初はなくても一緒にいるうちに情がわくこともあるのかなぁ。そうなる前に限界が来たんだと思いますが…

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ゲイの方を好きになったことってないんですよね。だから付き合ったこともないです。
身勝手…。そうですよね。都合がよすぎるのもわかります。。
でも騙すつもりはないので最初から打ち明けてます。それに合意出来る方と出会えたらと思ってます…。

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「お互い需要と供給だけの関係みたいでなんか…」
「2人のお互いへの気持ちがあって」
「理想はいいけど」
ここが一番難しいところですよね…
友情結婚体験談読んでいるとでスピード離婚される方は、ここで躓いている気がします…
「結婚ってなんのためにするの」
そう思ってしまいますよね。。
友情結婚相談所にいた時、お互いがお互いに興味がないんだろうな…そう思うことが多かったです。思うにLGBT同士って利害は一致してるだろうけどうまくいかない気がします。
その辺は後述しますね。

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恋愛が成就すること…ないですよ。
ストレートだから最初NOだったものが、OKに変わったとしたら、興味がなくなるどころかそれは嬉しいですけど…まぁそんなことはなかったですけどね…
成就しない恋愛が好きな「悲劇のヒロイン症候群」ではないです!
今までストレート男性に告白してきたのは、自分の気持ちに区切りをつけるためです…。相手からしたらいい迷惑だと思いますが。。

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「プラトニック」を条件に探されている方もいるんですね。そういう方に届いてほしいですよね…
最近友情結婚という言葉も好きじゃないんですが、(友情がないから)なんかLGBTのためのものになっている気がして、自分はLGBTだと思っていないけど、婚活なぜかうまくいっていない人もいっぱいいるわけですよね。そういった方に届いてほしいです。詳細は後述します。
昔からあったとしてもたぶん口外できるような世の中じゃなかったんでしょうね。
「うーん」もそれなりについてるから世間からしたら賛否あるんでしょうが。。

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はたから見たら偽装結婚なのかもしれないけど、人間愛はあるわけだし恋愛以外で繋がったらいけないのかなぁ。。
理解出来ないのはわかりますけど…別に犯罪しようと思ってませんよ。
安易に認めたら犯罪に利用されるというのはわかるけど…
「共感した」と「うーん」もそれなりについているからこれも賛否あるんでしょう。

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別に道具とか、召使いとは思っていないですよ。
でもそれ女性側にも言えるのでは?と思いますけどね。ATM扱いしたいとか自分は何もしないけど養ってもらいたいとか…。
対等な関係でお互い尊重しながら支えあいたいだけです。

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心は女だから女風呂に入らせろとか主張する人が目立つからそうなっちゃいますよね…
でも別に僕は世間に認めろとも思わないし、多様性を押し付ける気もないです。
異常者なら異常者でいいです。

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「自分の娘だったら○してでも反対。」
そうですよね、あえてゲイと結婚させる必要はないですもんね。。
でも、その人を大切に思う気持ちって恋愛感情だけなのかな?
お互いリスペクトがあって協力し合えたら、、でも傍から見たら、女性を利用しているとなってしまうんでしょうね。。
「共感」と「うーん」が拮抗しているから世間でもこの意見は賛否分かれるのかな。。

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そういう人を見極めないといけないですよね。こういうケースもあるわけで一概に男性が女性を利用しているとも言えないと思うけど。
思うこと
友情結婚なんて都合がよすぎる、身勝手、偽装結婚、犯罪。
世間一般から見たらそう思われても仕方ないと思います。
ゲイなのに女性と結婚したいとかいうから意味不明なのもごもっともです。。
勝手に同性婚してろ、女性を巻き込むなという意見もごもっともです。。はい。
でも僕は同性婚したいと思ったことはないですし、憧れたこともないです。
そもそもゲイの方を好きになったことがないから、憧れようがないんですが。。
今まで好きだったストレート男性と結ばれたら、そりゃ幸せだけど、、結婚するかと言われたらなんか違う気もする。
世間体。
それが一番大きいとは思うけど、お互いリスペクトがあって支え合える関係になれそうなのは女性な気がすると思ってます。
僕は上下関係が出来てしまうような関係は望まない。
例えば何か意見の対立があった時に、意見を通したいなら論破してみろというような関係は望まない。
仮に何か意見の相違がある度に毎回論破されていたら、論破した側が常に優位になって、そこに上下関係が生まれるから。
じゃなくてお互いの妥協点見つけるために、話し合いながら意見しあえる関係。それはなんとなく女性との方が出来そうな気がする。理想論かもしれないけど。
そこまでの関係になれないから、友情結婚した人でスピード離婚しちゃう率が高いんだろうけど、
根本的にLGBTの人って他人に興味ないと思う。
だからそういう人たちが相談所で利害の一致だけで繋がったところで、うまくいかないのは当たり前というか。
僕の場合ストレートの人の方が話しやすい。マッチングアプリであった人もそうでした。
それはダイレクトに興味を伝えてくれるから、こちらもそれに引きずられて話しやすいのだと思う。
どちらかに相手への興味がないといくら利害が一致していても絶対にうまくいかないと思う。
だから!
LGBT同士でマッチしているからうまくいかないのであって、ストレートの方でも、自分はLGBTだとは思わないけど、婚活がうまくいかない、男性不信、恋愛恐怖色々なケースがあると思うんですが、相談所等のサービスが、恋愛感情が前提にあるがゆえうまくいかない人は一定数いるはずで、そういう方たちとのマッチングが広がればいいのにと思います。
それは上の集英社オンラインの記事でライターさんが文末のまとめにも書いてくれました。
友情結婚って別にLGBTだけのものでもないよねと。
友情結婚相談所はセクシャルマイノリティの方々に新しい結婚の形を提案するとうたっていますが、別に例えば男性不信、恋愛恐怖になっていることがマイノリティだと僕は思わないし、マイノリティ向けと謳われちゃうとハードルは上がると思うのですが…。
まぁ、LGBTって繊細な人が多いですから、、ひやかしで入られたら困るというのはあるかもしれませんが。
逆にLGBTの人もカテゴリにこだわりすぎというか、、カテゴリ分けがあることで自分のセクシャリティを分類出来て安心できるということなんでしょうが、それにこだわりすぎなくても?と常々思っています。自分も分類としてはGだと一応言ってますけど、バイになれるかもしれないし、柔軟に考えるようにしてます…
人間として好きという気持ちはあるし、お互いリスペクトがあって、協力したい、助けたいとその人に対して思ったらそれは、恋愛じゃないにしても、愛のあることだと思うのですが…
未婚者の自分が何を言ったところで既婚者さんからしたら理想論のお子ちゃま意見だと思われるかもしれません。。そんなに簡単なものじゃないよと。。。
自分も友情結婚相談所で活動した上で、なぜうまくいかないのか、なぜスピード離婚してしまう方がそれなりにいるのかずっと考えているのですが、LGBTの人たちがそもそも他人に興味がない、もしくは興味を表現するのが得意ではないからなのではないかと思い始めています。
だったらLGBT同士でまとまってないでもっと裾野を広げてもいいんじゃない?というのが最近の考えです。
これだけ娯楽も増えて、結婚しないという価値観も受け入れられている中で、未婚率が増えるもの仕方な気がします。
そんな中でストレートの方の中でも迷いのある人はいるはずで、LGBTではないと思うけど、なぜうまくいかない。でもLGBTの人はちょっと。。という方もいるかもしれません。
そんな方達とも気軽にマッチできる環境があれば、、もしかしたらもっとうまく回ることがあるかもしれませんよね。。
もちろん恋愛結婚出来たらそれが一番理想だし、それが一番幸せだと思う。
でもいろんな事情で難しいというパターンもあるわけで、でも人間が嫌いなわけじゃないわけですから、そういった価値観の合う人と気軽にマッチできる環境があれば、もしかしたら未婚率も減少するのではないかと思います。
東京都の官製マッチングアプリが本格始動したというニュースを見ました。
例えばこういうところで、恋愛関係じゃないところで繋がりたいと、もしプロフに書いたら、利用はお断りなんでしょうか?こういうところも寛容になってくれたらなぁと思うのですが…こういうこと言うとLGBTはわがままと言われちゃうんでしょうけど。。
結論、まとめますね、友情結婚と呼ばれるものはLGBTだけのものではない、もっと色んな層にも広がってほしい。そうすればLGBT同士で興味が無い者同士で活動してスピード離婚する例も減る気がするから。
友情結婚っていうネーミングも違和感なんですよね。友情さえなくない?って思ことが多いです。。
信頼婚?みたいなイメージなんですけどね。
ご意見お待ちしてます!