こんにちは、たくです。
さて、前回は中学時代のことを話しましたが、今回はそれ以降をお話ししたいと思います。
どうやって友達をつくればいいのか。その答えは中学時代出ませんでした。
高校に進学しても当然、答えは見つかりません。
一応、入学して最初の頃はこちらから話しかけてみたりしたことはあります。
ただ話しかけておいて、あいさつ程度は出来ても何を会話していいのか全く分からないのです。
結局どうすればよいのかわからず、自席からやはり動けませんでした。
高校になると中学以上に自分の存在は「無」だったと思います。
中学の時のHくんのような助けてくれる存在もいませんし、本当に誰からも相手にされない状態…
全く居場所がないので休み時間は常に図書室にいました。
その図書室には結構マンガが置いてあって、そこで手塚治虫のマンガを初めて読んだのです。
手塚治虫といえばアトムくらいの印象しかなかったのですが、そこで「きりひと讃歌」や「アドルフに告ぐ」を読んでこんな面白かったんだと衝撃を受けたのを覚えています。
図書室でマンガを読むだけが楽しみでしたね…
不登校ではなく学校には行ってましたから、文化祭も何もすることがない…
なので1日中体育館で軽音部のバンド演奏を聴いてました。
その時どのバンドもみんなラルク、GLAY、hideばかりでしたね…
課外学習みたいなのがあれば、一緒にグループになる人がいないので一人で行動。
修学旅行ではみんなが他の部屋に遊びに行くなか、一人部屋番…。
高校の思い出は全くないですね…
ただチャンスはいっぱいあったと思います。
僕があまりにも図書室にいるので、クラスの図書委員?だったサブカル女子っぽい女の子が文芸部に入らない?と言ってくれて実際入ったこともあります。
頼まれてその部活が出している冊子に記事を書いたこともあります。
また僕が(運動が全く出来ないので)体育の授業での動きが面白かったらしく、君おもしろいと声かけてくれたグループがいて仲良くなれそうな雰囲気はありました。
実際PSのゲームも貸したりしていました。
このようなチャンスはたくさんあったと思います。
ただ、何を話していいのか、その人達のところに行っていいのかもわかなず話しかけてくれてたのに全て無駄にしてしまいました…
ここでうまく動けていれば高校生活は違ってただろうと今なら思えます。今なら…。
何もやることがなかったので、高校の時はスーパーでバイトしてました。
バイトが出来る16歳の誕生日に近所の行けそうなスーパー全部にアルバイト募集してないか電話で聞いて面接のアポとってました。
こういう行動力はなぜかありました…
そのバイト先でも友達になれそうな同年代はたくさんいましたが、そこでもやはり答えは見つかりませんでした。
高校時代は何の思い出もないし、行動範囲が図書室と自席しかないのでどういう校舎だったのかも記憶にありません…当然クラスメイトもほとんど記憶にありません。
ただフリーターになるという選択肢はなかったので大学進学のための勉強はしていました。
大学もどこでもよかったのですが、知っている人が誰もいない大学に行きたい気持ちはありました。
そこがリセットする最後のチャンスなんだろうなと思って。
いい加減大学では何とかしたい。その気持ちだけは強くありました。
次回は大学時代の話をしたいと思います。
自分について -高校時代-
